祝い箸

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祝い箸の再利用

正月三が日だけ利用して捨ててしまうのはなんだかもったいないと思い、再利用している人がいないか探してみた。 すると、使用済みの祝い箸を半分に切って先を削り、ウインナーをさしてフランクフルトにしている方がいた。 そのフランクフルトにパン生地を巻いて、大変おいしそうなウインナーロールになっていた。 ちなみに、その方によると、ホットケーキの生地でもいけるとのことだった。 他には、菜箸として使っている例もあったり、ボンドでくっつけると鍋敷きなんかにもなったりと、いろいろと活用できる素材である。

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祝い箸とは

箸自体は、主にお米を食べる東アジアの国で使われているが、日本に伝わったのは中国からであるといわれている。 祝い箸とは、お正月に使うお箸のことを指すが、日本独自の文化であり、その習慣は中国にはなさそうである。 長さは8寸のものが基本であるが、これは末広がりを表し縁起のいい数字である「8」からとられたとされる。 しかし、子供用に短いものも出回っている。

祝い箸:はらみ箸

形状は両端が細く真ん中が膨らんでいることから、はらみ箸とも呼ばれ、真ん中の膨らみに五穀豊穣の神様が宿るといわれる。 この形状のため、両方使えるようになっていて貧乏鉛筆的であるが、その理由は貧乏だからというわけではない。 一方を人間が使い、一方を神様が使う。 その理由は、お正月は人間と神様が一緒にお雑煮やおせちを食べるといわれているからである。 片方が余るからといって取り箸として使ってはいけない。 神様が一緒にお食事をするなんて、ありがたく、めでたい箸である。

祝い箸:柳箸

祝い箸は、柳箸ともいわれていて、その多くは柳の木から作られている。 柳が好まれる理由は様々あるが、柳は春一番に芽をだすため縁起が良いといわれている。 木肌が白いので、箸の白さがものを清浄にし邪気を祓うといわれていて、この点からもお正月に向く理由である。 また柳の木の性質は、丈夫で折れにくいため、お箸にむいている。

祝い箸は三が日に使用

お正月の三が日は、自分の名前入りの箸袋になおしてお箸を洗わずに三日間使うならわしもある。 わたしの実家ではこれが常識であったが、妻にとってみれば非常識なものであったらしい。 洗わずに使うなど「不潔」と罵られ、正月早々から文化の違いで初喧嘩となってしまった。 それ以降は、我が家では祝い箸を毎食後洗う風習になってしまった。 三日も使うのだから、和紙や千代紙などで手作りの箸袋を使用するのも良いだろう。

卒業記念品の祝い箸

最近では、京都大学での卒業記念品が祝い箸になったらしい。 研究林のスギ間伐材を利用して作ったもので、「京都大学」の焼き印が入っているという特徴のほかに、 長さが50センチもあり、一般的なものの倍くらいある。 さらに形状も両細ではなく、お正月用の祝い箸というわけでなく、あくまでも「卒業祝い」箸のようだ。 以前の卒業記念品は、有名な菓子司の落雁(らくがん)だった。 しかし、味はまあまあで、サイズも巨大すぎて持て余す人が多かったそうで、むしろ箸にかわってよかったかもしれない。 ちなみに、この祝い箸を記念品に選んだ理由は、「世界の橋渡しをするような人物になってほしい」という願いが込められているそうだ。